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2010年03月 アーカイブ

2010年03月25日

植物が存在しなければ 我々も存在しない

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ハーブは有史以来、人々の生活に深く関わってきました。

ハーブについて書かれた最古の書物は約5000年前のもので、メソポタミア南部のシュメール人によって薬草のリストや調合の方法が楔形(くさびがた)文字で書き記されています。確立された農耕技術を持っていた彼らは、チグリス川とユーフラテス川に挟まれた肥沃な大地で様々なハーブを栽培し、これらのハーブと硝石を混合したものを軟膏として塗ったり、あるいはワインと共に口から服用しました。料理の際にもハーブが使われましたが、当時は香り付けというよりは消化を良くしたり保存性を高めるためのものでした。

古代エジプト人もハーブに関する知識が豊富であったことがパピルスの文書の研究で明らかになっています。神殿の中には、いくつもの美しいハーブガーデンが作られ、計画的な栽培が行われていたようです。医師が医療用の薬としてサフランやミント、カモミールなどのハーブを患者に処方していました。
リンゴのような甘い香りが特徴のローマンカモミールはエジプト人が最初に発見したと言われており神経系の病気に良く作用するので、当時は「最高の秘薬」と呼ばれ非常に価値の高いものでした。ミイラ作りの際には、腐敗防止の効果があるミルラやフランキンセンスといった植物由来の香料が用いられました。
フランキンセンスはシナモンと調合して痛み止めにしたり、女性の化粧や儀式で使うお香としても使われていたようです。ピラミッドを作る農夫達の体調管理にも様々なハーブが用いられ、古代エジプトではハーブが人々の生活に深く関わっていました。

紀元前2300年頃に編纂されたインドの書物「アタルバヴェーダ」の中には、ハーブを使った健康法が数多く記されています。「アタルバヴェーダ」の医学に関する部分を抽出して体系化したものが、有名な「アーユルヴェーダ」(=生命の学問)です。
伝統療法として現在のインドでも用いられている「アーユルヴェーダ」は、WHOによって公式に承認されている世界三大医学の一つで、古代ギリシアやペルシアの医学界にも大きな影響を与えました。アーユルヴェーダは最古の「予防医学」であり、病気の治療法よりも、いかにして病気になりにくい身体を作るかということに重点が置かれていました。

そこで使われるハーブはどれも優れた浄化作用を持ち、体内に溜まった毒素や老廃物を効果的に排出してくれます。体が浄化され本来の正常な状態に回復することにより、永続的な健康を維持することが可能になるのです。また、インドでは花や草木などから採取した精油を使い「芳香療法」も行われました。これが西洋に伝わりアロマテラピーの礎となったそうです。
古いインドの諺に「病は台所で治る」というものがあります。インドの人々は家庭の食事の中でも健康を管理してきました。日々のカレー作りでは、疲れ気味の人がいればターメリックをたくさん入れ、風邪気味の時には胡椒や乾燥ショウガを配合しました。
また、体温を調節して体調を整えるためにシナモンやクローブ等の香辛料が効果的に使われてきました。

中国では今から約3600年前に「五十二病方」という漢方(=東洋のハーブ)の医学書が編纂されました。52の病気について283の処方が紹介されているこの書物は、マラリアからイボにいたるまで様々な病気を広くカバーしています。
中国最古のハーブ書と言われる「神農本草経」は紀元前2000年頃のものとされていて、500種類の薬草をその効能ごとに分類しています。この本の中に登場するハーブは長い時を経て、現在の漢方医学においてもほとんどが利用されているものです。中国で発達した漢方は特定の病気を治すだけではなく、体全体の調和を図り健康を促進するという方法をとっています。

中国的ハーブティーである「茶」(=チャノキ)の原産地は雲南省だと言われており、ここから世界各地に伝播していきました。チャノキの葉を発酵させたものが紅茶、半分だけ発酵させたものが烏龍茶、発酵させずにそのまま飲むのが緑茶です。そう考えると、すべてのお茶の起源は中国にあると言っていいのかもしれません。
今でこそ日常飲料となったお茶ですが、古代中国では貴重な薬として扱われており、また皇帝への献上品でもありました。お茶には病気の予防となるビタミン類が豊富に含まれており、また強力な殺菌・解毒作用があるので、中国には「早朝の一杯のお茶は薬売りを餓死させる」という諺があるほどです。

ヨーロッパでハーブが一般的に使われるようになったのはローマ時代に入ってからです。香り好きで有名なローマ人はバラの花びらで香水を作り、入浴の際にはラベンダーを浴槽に浮かべました。人口の多い都市部では、消毒効果のあるタイム等の葉を部屋に敷き詰め衛生を保っていたそうです。
ローマ人の移動と共に、ハーブを嗜む文化も次第にヨーロッパ中に広まっていきました。中世に猛威をふるったペスト(黒死病)の蔓延を防いだのもハーブであるとされています。セージやマジョラム、ローズマリーなどを酢に漬けてハーブビネガーを作り、それを身体に塗ると感染を防ぐとされました。現在になってからの研究によると、これらのハーブは抗酸化性が強く免疫力を高めることが分かっています。
当時、キリスト教の中にはハーブの使用を禁止する動きがあり、ハーブ療法などで健康指導をしていた人が裁判にかけられました。そのためハーブの知識は、ローマから距離的に離れカトリックの影響が少ないイギリス国教会で根付きました。今ではイギリスは世界一のハーブ大国になり、ハーバリストによる医療を受ける権利が全ての国民に保障されています。

アメリカ大陸においては、コロンブスによる「新大陸発見」以降、特に南米がハーブの宝庫として知られるようになりました。ヨーロッパから移住してきた人々は、現地に自生するハーブの治癒力に驚かされたといいます。古い記録の中には、戦闘で矢を受けた戦士が磨り潰したハーブを使い傷を治してしまった話などが残されています。
本来なら手術をするような怪我でも、南米の人々は祖先から代々受け継いできた伝統的なハーブの力に頼ってきたのです。現在でも、ヒスパニック系移民の割合が多い国では薬局よりもハーブショップが繁盛する傾向にあります。

かつて多くの先住民族が住んでいた北米大陸では、それぞれの部族が独自のハーブ療法を持っていました。風邪ならバルサムファー、喉の痛みにはレビシアやリコリス、肝臓や膀胱の疾患にはアヤメの根が効くといった具合です。アメリカン・インディアンが行う神聖な儀式では、空気を浄化するために白セージというシソ科のハーブが焚かれました。
彼らの古い言葉には「植物が存在しなければ我々も存在しない。我々は植物が吐き出したものを吸い生きている。」というものがあります。当時の人々にとってハーブは欠かすことのできない存在であったと言えるでしょう。

すべては語り尽くせませんが、数千年に及ぶハーブの歴史の一端をご紹介させていただきました。現在、地球上には約三十八万種類の植物の存在が確認されており、それ以外にも数十万種類の未確認の植物があると予想されています。
その中で高等植物に分類されるものにはすべて薬効が期待できるのですが、これまでに研究されているものは全体の極僅かに過ぎません。まだまだ私たちの知らないところには、私たちの為に生きている未知のハーブが数多く存在しているはずです。

「薬」といえば、ほとんどの人が化学的に合成された化学薬品を真っ先に思い浮かべることかと思います。しかし西洋医学が世界的な主流となる以前、日本でも明治時代までは「薬」とは「薬草」(=ハーブ)のことを指す言葉でした。そもそも中国で成立したこの「薬」という漢字は、草冠の下に「楽」とあり、「草を用いて楽になる」ことを表しています。
歴史・信用・実績、どれを取ってもハーブはまさに「一級品」であると言えるのではないでしょうか。そしてそれは人類が創り出したものではなく、自然界に元々存在していたわけですから、私はそこに不思議な魅力を感じます。

食生活のこと、考えてますか?

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突然ですが、草食動物と肉食動物の体の構造の大きな違いは腸の長さです。

草食動物の腸は長くできています。例えば、牛の腸は体長の約20倍もの長さがあります。
これには理由があって、草食動物の場合、草や穀物が主な食料になるわけですが、それらは食物繊維を多く含むので、消化するのにとても長い時間が掛かってしまいます。それを腸内に棲むバクテリアの力を借りながら、ゆっくりと分解して栄養を吸収できる状態にします。腸が長ければそこにたくさんのバクテリアが繁殖可能になり、また消化に時間を掛けられるという利点があります。そのため草食動物は、自分の体長に比較して長い腸を持っているのです。

一方で肉食動物は、例えばライオンの腸の長さは体長の約3.5倍しかありません。
肉食動物は他の動物を捕らえて食べるわけですが、動物の肉は消化の過程で腐敗します。草や穀物と違い、動物性たんぱく質は腸内を通過する際に様々な有毒ガスを発生させてしまいます。その毒素が体内に吸収されてしまうのををできるだけ抑え、排出までの時間を短縮するために、肉食動物の腸は短くできています。

余談ですが「腐」という漢字をよく見てみると「府」の中に「肉」が入っているのが分かります。「府」は人間の「内臓」を表しています。「内臓(府)」に「肉」が入るとやがて「腐(る)」ということをこの漢字は表しているのです。

私たち日本人は欧米人に比べて腸が2m~3m長いと言われています。
日本人は古来より穀物や野菜など、食物繊維を多く含む消化のしにくいものを中心に食べてきました。その結果、草食動物とまではいきませんが、比較的長い腸を持つようになりました。欧米人に比べて胴が長い(つまり足が短い・・)われわれの体型は、実は腸が長いことに起因しているのです。
一方で、肉食中心に発達してきた欧米人は比較的腸が短く、その分だけウエストの位置が高くなり、結果的にあのスラっとした長い足を手に入れたのです。まあ、羨ましい限りですが・・。
戦後、わが国にも欧米化の波が急速に押し寄せ、気づけば食生活もすっかり肉食中心となってしまいましたが、日本人の体はまだまだその変化に対応できずにいるのが現実ではないでしょうか。

近年では、欧米諸国でも肉食の有害性について声高に叫ばれるようになりました。
現代の病気はそのほとんどが血液の質の低下(悪化)により引き起こされていると言われていますが、血液に悪影響を与える最大の要因が、肉食過多による有害物質の摂取だということが明らかになってきました。アメリカ上院、栄養問題特別委員会のレポートでは、日本の永平寺の食事(精進料理)が理想的であると報告されています。

私たち全員が明日からそのような食事だけで生きていくことは難しいと思いますが、まず一度、普段の食生活を改めて見直してみる必要があるのではないでしょうか。そして血液の質、その向上を常に意識的に考えていくことが、健康につながるとても重要な要素だと思います。

ハーブティーの定番、JWT

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みなさんは「ジェイソン・ウィンターズ・ティー」というハーブティーをご存知でしょうか?
「ジェイソン(Jason)・ウィンターズ(Winters)・ティー(Tea)」少し長い名前なので、英語の頭文字を取って「JWT」と呼んだり、また雑誌や店頭のPOP等では「世界三大陸茶」と紹介される場合もあります。
アメリカのTRI-SUN INTERNATIONALという会社が製造しているもので、数年前から日本にも正式に輸入されるようになりました。全国各地の百貨店やドラッグストア、健康食品のお店や美容施設など様々な場所で取り扱われている商品です。
飲んだことはなくても、店頭で見かけたり、雑誌や口コミで名前だけなら聞いたことがあるという方もいらっしゃるかと思います。最近では日本での認知度も少しずつ上がってきているようで、新宿の小田急百貨店では健康食品部門の年間売り上げ第一位に輝いたこともあります。
実はこの「ジェイソン・ウィンターズ・ティー」、海外ではハーブティーの「定番商品」と言ってもいいくらい非常にポピュラーな存在なんです。

今から約30年前、イギリス人の男性、ジェイソン・ウィンターズ氏の手によってこのハーブティーが作り出されました。ジェイソン・ウィンターズ氏が発明者なので、その名もずばり「ジェイソン・ウィンターズ・ティー」というわけです。
彼はイギリスの一般的な労働者階級の家庭に生まれ、17歳の時に家族と共にカナダへと移住し現地の農家で働くことになりました。カナダの澄んだ青空に冒険心を育まれた彼は、冷蔵庫のセールスをやっていた30代の後半になると貯めたお金で色々な場所へ冒険の旅へと出かけるようになりました。
熱気球でロッキー山脈を超えたのが始まりで、灼熱のサハラ砂漠をラクダで横断したり、北極のイヌイット族と一緒に暮らしたこともありました。体の丈夫さには人一倍の自信を持っていた彼は、自動車の安全性テストのドライバーを務めるようになり、その後、スタントマンとしてかねてより憧れだったハリウッドで数多くの映画への出演を果たしました。
20年にわたり様々な冒険を経験し、それを乗り越えてきたジェイソン氏ですが、最後に最も過酷な試練が彼を待っていました。

それは突然の病です。1977年、当時46歳だった彼は突然の病に伏し、医師から余命あと僅かだと告げられました。あらゆる治療を試みた結果、ついに死を覚悟した彼は、聖書をはじめ世界中の聖典に最後の安らぎを求めたのです。
しかしある時、その中にハーブについての記述が多くあることに気付き、これに賭けよう、自分はどうしても生き続けたい、と強く願うようになりました。その時からハーブを求めるジェイソン氏の旅が始まったのです。ハーブの専門家でない彼は自分の足で世界を旅し、自らの求めるハーブを探し続けました。
そして長い旅の末に、レッドクローバー、インディアンセージ、ハーバリーンという三種類のハーブを手に入れることが出来ました。これらのハーブは、それぞれの地域(ヨーロッパ、アメリカ、アジア)で古くから語り継がれてきた伝統的なもので、彼は藁にもすがる思いで煎じて飲んでみたのです。
しかし残念なことに、彼の病状は深刻で、いずれのハーブを試しても決定的な効果を得られることは出来ませんでした。死が間近に迫りつつあることを実感した彼は、手元に残ったハーブを全部飲んでしまわないうちは死んでも死にきれないと思いました。そして最後の力をふりしぼるようにして、ジェイソン氏は毎日のようにキッチンに立ち、ハーブを煎じ続けました。
次第に立っていることも出来なくなった彼は、ハーブを煎じるのにあまりにも時間が掛かるので、それまで一つずつ煎じて飲んでいた三種類のハーブを全部混ぜて一度に飲んでしまうことにしました。

西洋ではもともと「ハーブは混ぜない」ということが常識でした。ハーブの効果を引き出ためには単独で用いるのがベストだと考えられてきたからです。しかしその時のジェイソン氏には最早そんな余裕は残されていませんでした。
偉大な発明は偶然の産物だったという話はよく聞きます。そして、その日もまた奇跡が起こりました。三種類のハーブを混ぜて一度に飲んだジェイソン氏は、彼の体の中で今までとはハッキリと違う強烈な「何か」を感じたそうです。
その時の感じを彼は「遠くで鳴る教会の鐘の音を聴くような感覚」だと著書の中で語っています。彼の家族も変化に気付きました。最初は、何かに取り憑かれたかのようにハーブティーをガブ飲みしているジェイソン氏を見て、とうとう気が狂ってしまったのかと思ったそうですが、彼の顔色が日に日に生気を取り戻していくと涙を流して喜びました。

そして、その後の三週間で彼の体はすっかり回復してしまったのです。1977年、ふとしたことから誕生した「ジェイソン・ウィンターズ・ティー」(=JWT)ですが、ジェイソン氏の話が地元の新聞に取り上げられると街中がこの話題で持ち切りとなり、噂を聞いた人々が連日のように彼の自宅に押し寄せハーブティーを求めるようになりました。
彼は海外からレッドクローバー、インディアンセージ、ハーバリーンの三種類のハーブを取り寄せ、それをミックスしたものを欲しい人へ無料で配りました。ラジオ局が特集を組むとその数は十倍になり、権威ある雑誌に200ページにも及ぶ記事が掲載される頃には、海外からもこのハーブティーを目当てにやってくる人が現れ始めました。
あまりの反響の大きさにジェイソン氏はこのハーブティーをビジネスとして本格的に製造・販売することを決意し、会社を設立しました。ビジネスが軌道に乗る中で、彼は講演の依頼を多く受けるようになり、世界中の人々にJWTという素晴らしいハーブティーを紹介しました。
毎年開かれるようになったシンガポールのトレードセンターでの講演会には、何千人もの人々が彼のスピーチを聴きに集まります。また、JWTの誕生秘話を書いた彼の著書「ジェイソン・ウィンターズ・ストーリー」は18ヵ国語に翻訳され、1400万部もの大ベストセラーとなりました。

イギリスの統合医療財団の後援者であるチャールズ皇太子はジェイソン氏に親書を送り、代替医療の地位向上のための協力を要請しました。そこで彼は「世界統合医療連盟」を設立し、チャールズ皇太子をサポートすると共に、健康の大切さを伝えるために世界各地を飛び回ることになったのです。
アメリカ合衆国連邦議会は彼の献身的な活動に敬意を表し功労賞を授与しました。また、オランダ王国から月桂樹賞、スペインから名誉勲章、ベルギーや南アフリカから名誉賞、他にも世界各国からたくさんの褒章が彼に贈られています。そして1985年、マルタ共和国はジェイソン・ウィンターズ氏の健康分野での功績を称え「ナイト爵」(最高位)の称号を授けました。

彼の長年の活動によりJWTは広く普及し、現在世界73カ国、6500万人が愛飲するハーブティーとなりました。古来より三つの大陸で人々に大きな恵みをもたらしてきたレッドクローバー、インティアンセージ、ハーバリーン。JWTはそれら伝統のハーブの素晴らしいハーモニーにより生み出されました。
世界統合医療連盟の顧問を務めるイアン・ピアース博士がJWTの成分を分析した結果、「ハーバリーンは他の二つのハーブの触媒として作用し、その相乗効果は27倍強力な作用をもたらしている」との報告を出しました。JWTは今の時代が求める「調和」のシンボルとして、健康を願う世界中の人々から大きな支持を集めています。

レッドクローバー(ムラサキツメクサ)マメ科・多年草・利用部位:花


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  • ヨーロッパをはじめ、世界各地で最もポピュラーに使われているハーブの一つです。
  • 旧約聖書や様々な歴史書の中で何度となく登場し、健康に役立つハーブとして古くから民間医療に使用されてきました。
  • 元々は家畜用の飼料として栽培されていましたが、成長力が旺盛で次第に野生化し世界各地に分布するようになりました
  • 花びらには二酸化珪素、コリン、カルシウム、レシチンなど、身体の機能を正常に保つ上で重要な成分が含まれています。
  • 女性にとって重要な働きを持つポリフェノールの一つであるイソフラボンが、他の植物と比較して特に多く含まれています。

インディアン・セージ(白セージ)シソ科・多年草・利用部位:葉、茎


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  • セージ(sage)の名はラテン語の「癒す(salus)」という言葉に由来し、太古より生命を救う力があると考えられていました。
  • ヨーロッパでは「賢者の伝えたハーブ」として珍重され、英語の「賢者(a sage)」の語源になったとも言われています。
  • アメリカ先住民のインディアンは神聖な儀式の際にセージの葉を燃やして、その煙で人の体や畑などを浄化しました。
  • 日本では「ヤクヨウサルビア」という学名が付けられており、免疫機能に良い影響を与えるハーブとして研究されています。
  • 殺菌作用が非常に強いことで知られており、イギリスには「庭にセージがあれば死ぬことはない」という諺があります。

ハーバリーン(スペシャルスパイス)マメ科・多年草・利用部位:根


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  • 古くからインドやその他アジア地域で広く使用され、人々の健康に役立てられてきました。
  • ブッダが法話の中で「体の弱いものに用いよ」と紹介したのが、このハーブだとされています。
  • 古代中国の文献では「最上の強壮剤」とされており、中国式共同免疫刺激療法(Fu Zheng)でも使用されています
  • トラウマや不安、肉体疲労など、生物学的な様々なストレスへの抵抗力を高める「アダプトゲン」として知られています。
  • テキサス州立大学等の専門機関によって様々な研究が進められ、その大きな役割が確認されているハーブです。

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